「freeeを使い始めたら思ったより月額が高くて、マネーフォワードや弥生に乗り換えようか迷っている」——個人事業主からよく聞こえてくる声です。クラウド会計ソフトは確定申告の手間を大きく減らしてくれる一方、プランの選び方を誤ると必要以上のコストを払い続けることになります。本記事では、freee会計の料金体系を詳しく解説し、マネーフォワード クラウド・弥生との3社比較表をもとに、確定申告シーズン前の最適な選び方を整理します。

freeeの料金が「高い」と感じる理由

無料プランが存在しない

freee会計には完全無料で使い続けられるプランがありません。30日間の無料トライアル終了後は有料プランへの移行が必要で、最安のスタータープランでも年払いで月額換算1,980円程度(年額23,760円程度)かかります。マネーフォワード クラウド会計に無料プランが存在した時期と比較した記憶から「freeeは高い」と感じている方も多いですが、現在はマネーフォワードも無料プランを廃止しており、料金水準は拮抗しています。

月払いにすると割高になる

freeeは年払いと月払いを選べますが、月払いは年払いと比べて割高に設定されています。スタータープランの場合、月払いだと月額2,480円程度になるケースがあり、年払いの月額換算1,980円と比べると年間約6,000円の差になります。「まず1ヶ月試してみよう」と月払いから始めると、そのまま割高な料金で使い続けてしまうことがあるため、継続利用が確定した段階で年払いへの切り替えを検討することをおすすめします。

プランを上げないと必要な機能が使えない

最安のスタータープランは確定申告書の作成には対応していますが、「請求書の自動作成・送付」「従業員管理」「消費税申告書の自動作成」などの機能はスタンダード以上のプランが必要です。事業規模が大きくなるにつれて必要な機能が増え、自然とプランをアップグレードすることになり、「気づいたら月額が増えていた」という状況が起きやすいです。

freee会計のプラン別料金一覧(2026年版)

個人事業主向けプランの比較

プラン年払い(月額換算)月払い主な対象主要機能
スターター約1,980円〜約2,480円〜副業・小規模事業者確定申告書作成、銀行連携(2口座)、請求書(月5件)
スタンダード約2,980円〜約3,480円〜売上規模が増えてきた個人事業主銀行連携無制限、請求書無制限、消費税申告対応
プレミアム約39,800円/年設定なし複雑な経理・税理士連携税理士顧問サービス付き、電話サポート

※料金は2026年8月時点の目安であり、変動する場合があります。最新情報はfreee公式サイトでご確認ください。

法人向けプランの料金帯

プラン年払い(月額換算)主な対象
ミニマム約2,380円〜設立間もない法人・1人会社
スターター約4,380円〜従業員数名程度の中小企業
スタンダード約7,380円〜経理業務が本格化した法人
アドバンス約16,980円〜規模拡大中の中堅法人

※料金は2026年8月時点の目安です。最新情報はfreee公式サイトでご確認ください。

freee vs マネーフォワード vs 弥生:3社料金・機能比較

個人事業主向け料金の3社比較表

項目freee会計マネーフォワード クラウド弥生会計オンライン
最安プラン(年払い月額換算)約1,980円〜約1,280円〜約1,078円〜
無料プランなし(30日トライアルのみ)なし(同左)なし(同左)
銀行・カード連携スターターは2口座、スタンダードで無制限プランにより異なる対応(プランにより異なる)
e-Tax(電子申告)対応対応対応
青色申告65万円控除対応対応対応
請求書作成スターターは月5件プランにより異なる対応
サポート体制チャット・メールチャット・メール電話あり(プランによる)
UI・操作性直感的、簿記知識不要やや簿記知識があると快適比較的シンプル

※料金・機能は2026年8月時点の目安です。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

価格だけで選ばないための3つの視点

単純な月額料金の比較では弥生・マネーフォワードがわずかに安くなるケースが多いですが、freeeには以下のような独自の強みがあります。

freeeで確定申告する流れ

銀行・クレジットカードの連携から始める

freeeの基本的な使い方は、まず事業用の銀行口座とクレジットカードを連携させることから始まります。連携後は取引明細が自動で取り込まれ、freeeのAIが仕訳を提案します。事業主が提案内容を確認・修正するだけで帳簿が完成していく流れで、毎月コツコツ確認作業をしておくと確定申告期の作業が大幅に軽減されます。

e-Taxとの連携で電子申告まで完結

freee会計はe-Taxとの連携に対応しており、freee上で作成した申告データを税務署に電子提出できます。マイナンバーカードとカードリーダー、またはマイナポータルアプリを使ったスマートフォン認証が必要ですが、一度設定してしまえば以後の申告がスムーズになります。青色申告特別控除65万円を受けるためには複式簿記での記帳が要件ですが、freeeはこの複式簿記への対応を自動化している点が、手書き帳簿や表計算ソフトとの最大の違いです。

確定申告シーズン前(12月〜1月)に始めるのが最適

1月〜3月の確定申告期に駆け込みで会計ソフトを導入すると、1年分の入力作業が集中してしまいます。前年の12月〜翌1月に翌年分のセットアップを完了させ、毎月の確認作業を習慣化することで、確定申告期は集計・提出に集中できる状態を作るのが理想的です。freeeを新規で試すなら、30日間の無料トライアルを確定申告シーズン前に活用するのがおすすめです。

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freee会計|確定申告をかんたんに

簿記知識ゼロでも使える会計ソフト。銀行・カード連携の自動仕訳からe-Tax提出まで、freeeひとつで完結します。

  • 銀行・クレジットカードの明細を自動で取り込み・仕訳
  • 青色申告65万円控除に必要な複式簿記に対応
  • e-Taxとの連携で電子申告まで一気通貫
  • 30日間の無料トライアルで全機能を試せる

※本記事はアフィリエイトプログラムを含みます。リンク先の情報は公式サイトでご確認ください。

freeeから乗り換えを検討すべきケース・継続すべきケース

乗り換えを検討すべきケース

事業規模が拡大してスタンダード以上のプランを使っているが、機能の半分以上を使っていない場合、料金を抑えるためにマネーフォワードや弥生への乗り換えコストと比較する価値があります。特に複数の銀行口座を連携させたいが最安プランでは口座数が制限されて困っているという場合は、他社の最安プランで同等の機能が使えないか確認してみましょう。

freeeを継続すべきケース

UI・操作感に慣れており、税理士との連携もfreee経由で行っている場合は、乗り換えによるデータ移行コストと再学習コストを考えると継続の方が合理的なケースが多いです。また、freeeの請求書機能・プロジェクト管理機能をフル活用しているフリーランスにとっては、単純な価格比較だけで乗り換えの結論を出すのは早計です。

よくある質問(Q&A)

Q. freee会計の個人事業主向けプランはいくらですか?

2026年8月時点では、スターター(年払い月額換算1,980円〜)・スタンダード(同2,980円〜)・プレミアム(同39,800円/年)の3プランです。月払いの場合は割高になります。最新料金は公式サイトでご確認ください。

Q. freeeとマネーフォワードどちらがおすすめですか?

簿記知識が少なく直感的に使いたい・開業間もない個人事業主にはfreeeが向きやすく、複式簿記への理解があり複数口座・カードを多数連携したい場合はマネーフォワードが使いやすいという声が多いです。どちらも無料トライアル期間があるため、実際に試して判断することをおすすめします。

Q. freeeは確定申告にそのまま使えますか?

freee会計はe-Taxとの連携に対応しており、freee上で作成した申告データをそのまま電子申告できます。青色申告特別控除(65万円)を受けるための複式簿記にも対応しています。

Q. freeeの無料プランはありますか?

freee会計には無料プランはありません。ただし30日間の無料トライアルが用意されており、全機能を試したうえで継続利用を判断できます。

まとめ:freeeは「高い」のではなく使い方次第

freeeの料金が高いという印象は、月払いを選んでいるか、スタンダード以上のプランを使っているかによって変わります。年払いのスタータープランに留めつつ必要な機能だけに絞るなら、他社との料金差は数百円〜1,000円程度の水準に収まるケースがほとんどです。重要なのは、料金だけでなく「自分がどの機能をどのくらい使うか」で最適なプランを選ぶことです。確定申告シーズンが始まる前に、まず30日間の無料トライアルで実際の使い勝手を試し、年払いプランへの移行タイミングを見極めることをおすすめします。

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